今回はリール制御の話を詳しく解説します。
ジャグラーシリーズには「ボーナス優先制御」と「小役優先制御」の機種があり、どちらの制御を採用しているかを理解することで、獲得出玉を最大化し、効率的に打つことができます。
ジャグラー各機種の制御方式(6号機以降)
ジャグラーシリーズでは原則ボーナス優先制御が採用されています。
例外として、小役優先制御の機種は以下になります。
- ハッピージャグラーVⅢ
- ミスタージャグラー
ボーナス優先制御と小役優先制御の違い
ボーナス優先制御とは、内部的にボーナスと小役が同時に成立しているとき、小役よりもボーナスの入賞を優先する制御方式です。
一方、小役優先制御とは、内部的にボーナスと小役が同時に成立しているとき、ボーナスよりも小役の入賞を優先する制御方式です。
実際のリールでの挙動の例
これはGOGO!ランプがペカった後(ボナ告知後)に第二リールまで停止した出目であり、BIGとぶどうが同時成立している状態です。
このとき、右リール下段にBARを目押ししたとしましょう。
パチスロは4コマ以内の図柄を引き込むことができるので、このとき、右リールの7(1コマ)とブドウ(2コマ)は両方引き込むことが可能です。
ここで、7を優先して引き込むのがボーナス優先制御、ブドウを優先して引き込むのが小役優先制御になります。
このように、4コマ以内にボーナスも小役も両方存在している場合、制御方式によって成立するフラグが変わってきます。
ボーナス優先制御の機種でもリプレイは例外としてボーナスより優先で引き込みます。
これは厳密にはリプレイは規則上「再遊技」であり、払出しがなく小役扱いとならないことに起因します。
4コマすべりや目押しの詳細はこちらの記事を参照ください。
ボーナス優先制御の機種の打ち方
ジャグラーシリーズは基本的にボーナス優先制御を採用しているため、GOGO!ランプがペカった後は、先ペカ時チェリー抜きと後ペカ時ブドウ抜きという手順を行うことで獲得枚数を増やすことができます。
これらはボーナスと小役が同時成立している時に、ボーナス図柄をハズして小役を引き込む作業のことです。
ボーナス優先制御の機種は基本的にやり方は同じですので、本記事ではマイジャグラーで解説します。
先ペカ時の手順(チェリー取得+当選契機察知)
レバーオン時もしくはウエイト解除時にGOGO!ランプが先ペカ(先告知)した場合の最適な手順を解説します。
以下の手順を実施することで、チェリーの完全取得が可能となり、わずかですが獲得出玉を増やすことが可能です。
また、ボーナス当選契機(単独、重複)の察知を行うことができ、設定推測の参考とすることができます。
中リール上段or中段に7を2コマ目押しする
この時、7を枠上や下段に押してしまうと察知ができなくなるので、必ず上中段の2コマ内に目押しするようにします。
中リール中段7停止の場合(成立役:チェリー重複ボーナス)
7が中段に停止したらチェリー重複ボーナス濃厚です。
左リールにBARを目安にチェリーを狙い、右リールは適当押しでチェリーを取得しましょう。
チェリー取得により2枚獲得し、次回1枚掛けをすることで1枚分得をすることになります。
中リール下段7停止の場合(成立役:単独ボーナス)
7が下段に停止したら単独ボーナス濃厚です。
左・右リールにボーナス図柄を狙ってボーナスを入賞させましょう。
後ペカ時の手順(1枚掛け+ブドウ抜き)
後ペカ時、もしくは先ペカ時のチェリー取得後は1枚掛けで遊技を行うとコインの損失を最小限にできます。
また、1枚掛け時に小役が同時成立している場合、あえてボーナス図柄を外して小役(ブドウ(orごく稀にチェリー))を狙って獲得することで、獲得出玉を増やすことが可能となり、機械割の上昇につながります。
この作業のことを一般的に「ブドウ抜き」と称しています。
以下に1枚掛け+ぶどう抜きの手順を解説します。
GOGOランプ点灯時に1BETで遊技を開始する
レバー左側にある1BETボタンを1度押すか、もしくはコインを1枚だけ投入口から投入した状態でレバーオンを行うと1BET遊技となります。(全機種共通)
中リール上段or中段に7を2コマ目押しする
この時、7を枠上や下段に押してしまうとブドウ抜きができなくなる可能性があるので、必ず上中段の2コマ内に目押しするようにします。
以降、停止形によって打ち分けていきます。
中リール下段7停止の場合(成立役:ハズレorリプレイ)
ブドウ・チェリーは非成立なので、左リールと右リールに7を狙い、ボーナスを揃えます。
リプレイが揃った場合はもう一度同じ手順を実施します。
中リール上段7停止の場合(成立役:ブドウ(orごく稀にチェリー))
この停止系はブドウの成立が濃厚となります。
左・右リールに7図柄を避けて狙い、ブドウを揃えます。
ごく稀にチェリーが揃うケースがあるので、左リールは7を引き込まないようBAR図柄を目安にチェリーを狙うとよいです。
ブドウ取得後はもう一度1BETで同じ手順を実施します。
中リール中段7停止の場合(成立役:ブドウ(orごく稀にチェリー))
この停止系はブドウの成立が濃厚となります。
左・右リールに7図柄を避けて狙い、ブドウを揃えます。
ごく稀にチェリーが揃うケースがあるので、左リールは7を引き込まないようBAR図柄を目安にチェリーを狙うとよいです。
ブドウ取得後はもう一度1BETで同じ手順を実施します。
ただし、最初の手順の中リール上中段の2コマ目押しを失敗して、7を枠上に押してしまっていた場合、この停止系でもブドウが成立しない可能性があります。
2コマ目押しに不安がある人は、この停止形が発生した場合、以下手順を実施することでブドウが成立しているかどうかを見抜くことが可能となります。
※最初の2コマ目押しに自信がある人は以降の手順は不要です。
左リール枠上から上段に7を2コマ目押しする
左リール上段に7が停止した場合はブドウ成立濃厚であるため、右リールにボーナス図柄を避けてぶどうを揃える
なお、中リール左リールともに2コマ目押しを失敗した場合は本停止形でもブドウが揃わない可能性がありますのでご注意ください。
左リール中段に7が停止した場合はブドウ非成立であるため、右リールにボーナス図柄を狙って揃える
小役優先制御の機種の打ち方
小役優先で取得できるため、ペカ後は基本的にはボーナス図柄をそのまま狙いましょう。
小役が成立している場合は小役が滑って成立します。
まとめ
今回はボーナス優先制御と小役優先制御の違いについて解説しました。
ボーナス優先制御の機種についてはブドウ抜き等の手順を実施し、最大獲得を目指しましょう。
なお、機種別の打ち方の詳細は各機種のページを参照ください。
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