パチスロで稼いでいく上で最大の敵は自分のメンタルです。
どれだけ知識や経験が豊富な人でもメンタルがゴミだと負け続けます。
人はスロットを打つとき、興奮して脳内からドーパミンが分泌され、冷静さを失うことがあります。
その結果、無計画に打ち続けてしまい、最終的には資金を失ってしまうのです。
少なからず誰しもが経験があるのではないでしょうか?
そこで大事なのが収支記録になります。
本記事では収支をつけることで自分の感情をコントロールする方法、正しい勝ち方を判別する方法について解説します。
正しい立ち回りを理解する
まず、無駄打ちを減らすためには何が正しい立ち回りなのかを頭で理解する必要があります。
ここで、ジャグラーの正しい立ち回りの一例を紹介しておきます。
いわゆる数値による後ヅモ狙いというやつです。
ジャグラーの台選びを数値で判断する時、総回転数に応じたボーダーが存在します。
例えば、マイジャグⅤで5000回転時に期待時給1000円を確保するためには、合算1/132.3が必要です。
マイジャグラーⅤ | |
---|---|
BIG回数 | 18.9回 |
REG回数 | 18.9回 |
合算確率 | 1/132.3 |
本ボーダーは特定の設定導入率を参照しています。具体的なボーダー算出条件は以下の記事を参照ください。
このルールに従って台を選ぶことで勝てることを私は実践上検証してきました。
しかし、「はいそうですか」と他人が言うことを簡単に信じて実践に取り入れるのは難しいものです。
逆に簡単に信じてしまっても誤情報に騙されるのでよくないですしね。
実際私はこれで勝っていますが、それを証明する手段は限られており、この手法に疑念が生まれるとメンタルが不安定になり、ボーダーを守れず趣味打ちに走って勝てなくなることもあります。
AT機のハイエナでも期待値は明確に出ていて勝てることは頭で理解していても、最初に全く勝てなくて資金が尽きて手法を信じれなくなってヤメちゃうってのはよく聞く話です。
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収支記録で正しい手法を理解する
正しい勝ち方を理解していたとして、最初は疑念を抱くこともあるかもしれませんが、長期的に見ることでその手法が有効であることがわかります。
そのためには、「収支記録をつけること」が重要です。
ジャグラーを打った際には、次の3点を記録してください。
- 台がボーダーを満足しているか
- 打ち始めから終了までのゲーム数
- 実践終了時の差枚数
とりあえずはこれだけで十分です。
機種(台番号) | ボーダー | 回転数(回転) | 差枚数(枚) |
---|---|---|---|
マイ(173) | ○ | 1023 | 329 |
マイ(175) | × | 458 | -235 |
アイム(93) | ○ | 250 | -120 |
マイ(173) | ○ | 2912 | 1028 |
ミスター(133) | ○ | 643 | -523 |
マイ(169) | × | 1392 | 503 |
どうしても趣味打ちをしてしまう場合はそれでも構いません。その時は1を満足していないものとして2と3を記録しておきましょう。
特に重要なのは、台を変えるたびに毎回必ず記録をつけることです。
そして、少なくとも半年以上続けてください。
正しい情報を試して、少し打って勝てないと、疑念が生じます。
そして「趣味打ちをしようかな」「大勝ちして取り戻したい」といった気持ちが出てきて、最終的には負け、メンタルも崩れてしまう。
この流れが最も多いです。
しかし、短期的には出玉のブレが大きいため、長期間打ち続けないとその手法が有効かどうかは分かりません。
少し打って負けたからといってやめてしまうと意味がないのです。
半年が経った時、ボーダーを満足している台のトータルの結果を確認してみましょう。
恐らくはかなりプラスになっているはずです。
半年以上記録を取ることで、この数値によるボーダー理論が正しいことを肌で感じることができ、また趣味打ちでどれだけ損をしているかも把握できるようになります。
人の話を聞くだけでは実感しにくいかもしれませんが、自分自身で経験し記録を振り返ることで、手法の効果を信じられるようになります。
あー俺は趣味打ちでこんなに負けてたのか…
と気づくはずです。
結果的に、収支が伸びている正しい手法での立ち回りが増えて、収支が減っている趣味打ちは減り、安定して勝てるようになるはずです。
もちろん、すごーく運が良かった場合、半年後に趣味打ちだけでプラスで終わることもあります。
その時は自信を持ってそのまま打ち続けて大丈夫で、いずれマイナスになる時が必ず来るのでその時に気づいて貰えればOKです。
本当は今すぐに趣味打ちはやめた方がいいのですが、勝ってるのにやめれる人は少ないですからね。
記録を続けることで実践している手法に対する自信が生まれ、メンタルが安定します。
これが、パチスロで勝つための第一歩であり、無駄打ちを減らす最短ルートだと思っています。
合算確率やREG確率、総回転数といったデータも付けておくと後々の設定推測に役立つので余裕がある人は合わせて記録しておきましょう。
ジャグラー収支の限界点
最近、YouTubeをはじめとしたネット上のスロット関連の媒体では誤った情報が多く見受けられます。
例えば波だけ狙ってれば「年間300万円稼げます!」といったものもありますが、明らかに怪しい内容ですよね。
こうした間違った情報を鵜呑みにしてしまうと、メンタルが不安定になり、勝てなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
理論上の収支の限界を知っていれば、そういった情報はすぐに嘘だと見抜けます。
ジャグラーで1ヶ月に稼げる限界は、朝一から閉店まで設定6を打つという非現実的なシナリオではなく、再現可能な範囲で考えるべきです。
後ヅモ狙いの場合の条件としては、1ヶ月に20日、4時間実践し、ある程度の設定をジャグラーで打てた場合、月間で最大16万円、年間では192万円ほどが理論的な限界だと考えています。実際には月5万〜10万円、年間で100万円程度が現実的なラインでしょう。
某有名ライターさんも同じくらいの実績になっていました。
もちろん朝一から専業として設定狙いを続ける場合はさらに稼げるようになりますが、あくまで自分の環境で本当にそれが可能かを把握することが大切です。(店の抽選や設定状況など)
このように、理論上の限界を理解しておくことで、誤った情報に惑わされず、正しい情報を取捨選択できるようになります。
まとめ
今回は収支を付けることで正しい情報で勝つ戦い方を知り、自分のメンタルを制御する方法について解説しました。
知識を得ることも大切ですが、本当にその知識が正しいものかどうか実践経験を通して肌で感じることで、変な情報に惑わされないメンタルを構築できます。
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