今回は「ジャグラーの設定狙いがかなり熱い4つの理由」というテーマで話していこうと思います。
ジャグラーといえば難易度が高いという話がよく出ます。
ジャグラーは設定推測が難しすぎる…
ハナハナみたいに確定演出が出ない…
確かに、少し前までは他の機種に比べて設定狙いの優位性はそれほど感じられなかったかもしれません。
しかし、最近ではジャグラーは設定狙いしやすい機種の一つに分類されるのではないかと感じています。
もし今までジャグラーを立ち回りに組み込んでいなかったという方でも、これからはジャグラーを意識して狙うことで、収益を向上できる可能性が十分にあります。
では、4つの理由について1つずつ説明していきましょう!
ジャグラーが熱い4つの理由
店分析
2024年現在、ジャグラーは他の機種に比べて店の分析がしやすい、つまり、難易度が低いという特徴があります。
店の分析に必要なことは、基本的にはデータランプに表示される2つの指標、1つは「グラフ」、もう1つは「ボーナス回数(確率)」(レギュラーとビッグ)です。これらはサイトセブンやアナスロなどのデータサイトで確認できる情報です。
このデータをもとに、どこに設定が入っているか、また高設定を使っているかどうかを分析することができます。
出玉のブレ
ジャグラーは機械割に対して実際の出玉が非常に安定しているブレが小さい機種です。
どういうことかというと、理論値(黄色の線)と実際の実践値(紫の線)が大きく乖離しない、つまり理論値に沿う形で出やすいということです。
ジャグラーばかり打っている人は、「ジャグラーも結構ブレる」と感じるかもしれませんが、他の機種と比べるとブレは非常に小さいのです。
なお、マイジャグラーの設定6の勝率は約97%もあります。
つまり、設定6なら1日打てばほとんど負けることがないということです。
一方、最近のAT機、特にスマスロは機械割に対して非常に不安定です。
高設定でも、上位ATに入れるかどうかで勝敗が決まる機種が多いため、理論値と実践値の乖離が大きいのです。
例えば、バジリスク絆2天善の設定6は機械割が114.9%と高いのに、勝率は65%しかありません。
さらに、他の機種(ヴァルヴレイヴやからくりサーカス、シンフォギアなど)も同様に、設定6でも勝率が低くなっています。
ブレが大きいということは、理論値に対する乖離が大きすぎて、グラフだけでは設定が読み取りにくいということです。
逆に、ジャグラーはグラフで設定を読み取りやすいので、設定推測がしやすいのです。
設定推測要素
ジャグラーの場合、設定推測要素はブドウ確率や当選契機(単独・重複)などを除いて、データランプに全て表示されています。
具体的には、ビッグ確率とレギュラー確率の2つだけで、ほぼ設定推測ができてしまいます。
このため、店分析が比較的簡単な部類に入るのです。
一方、最近のAT機では、推測要素のごく一部しかデータランプから判断できません。
解析サイトなどを見ても、当選契機やモード移行率、設定示唆演出など、データランプでは確認できない情報が多いため、店の分析が難しいです。
例えば、ヴァルヴレイヴの場合だと上位ATでハラキリドライブに飛んでいるかどうかが大きな指標であり、簡単には判断しにくくなっています。
6号機初期のようなグラフによる設定推測もできません。(以下のグラフのように6だけ別格のグラフを描いた)
これらの理由から、以前はAT機のグラフを見ることでジャグラーの癖を読むことが多かったのですが、今では逆にジャグラーで癖読みをして、そこからAT機の設定を推測するという流れになってきています。
昨今は6号機初期と比較してAT機の設定推測が困難になっているため、ジャグラーの優位性が相対的に上がっているということです。
設定判別
ジャグラーは、AT機やその他の機種に比べて、相対的に設定推測の難易度が低く、簡単に見切りやすいです。
一方で、最近のAT機は、設定推測がより困難になってきています。
最近のAT機は、上位ATに設定差が大きい機種が多いです。
そのため、通常時の判別要素が少なく、上位ATに到達しないと設定が分からないといった機種が増えています。
また、店によっては、確定演出が遅い時間にしか出現しないことや、終了画面やトロフィーなどの演出が出にくいケースもあります。
逆に、早い時間に確定演出が出る店もあるため、店の特徴を見極めることが大切です。
さらに、AT機に関しては、設定を見抜いたとしても、凹み台の末置きなどで有利区間がリセットされずスペック通りの機械割が出ないことがあったり、ミミズ展開のリスクがあったりします(例:ヴァルヴレイヴなど)。
このように、設定狙いのハードルが上がってきているのが現状です。
AT機は凹んでいる据え置きだと、設定が読めても打てないケースも少なくありません。
昔と比べると、現在のAT機は有利区間内の挙動による設定推測も難しくなっています。
かつては、いわゆる「弱AT」に入る回数が多いほど高設定の可能性が高いといったような方法で設定判別ができましたが、今ではそういったやり方は通用しません。
昔は一度有利区間を回せば、設定が分かる時代もありましたが、現在ではそれができないのが現実です。
機種によって異なりますが、ジャグラーとAT機のどちらが設定判別しやすいかという話は一概には言えません。
ただ、昔に比べると、ジャグラーの方が判別しやすいケースが増えてきたのは確かです。
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閉店減算
次に、3つ目の「閉店減算の影響」について話しましょう。
ジャグラーは閉店減算の影響を全く受けないため、閉店まで安心して打つことができます。
閉店時間まで機械割を落とすことなく打ち続けられるのです。
閉店減算とは、閉店時に出玉を取り切れず、ホールでの機械割が下がってしまうことを指します。
AT機では、ATをきちんと取り切る、期待値の高いゾーンを把握して回し切ることが重要で、天国まで打たなければならない台などは、閉店によって損をする可能性が高くなります。
そのため、閉店直前にAT機を打ち始めるのは非常にリスクがあります。
例えば、閉店10分前にAT機を打ち始めて、当たりを引く前に閉店してしまうと、大きく損をしてしまいます。
一方、ジャグラーにはこのようなリスクがないため、いつからでも好きな時間に打てるのが大きなメリットです。
これは、Aタイプの機械割が常に一定であり、特定の有利なゾーンが存在しないためです。
最近のAT機、特にスマスロでは、有利区間のゲーム数に制限がないため、AT間で3000ゲーム以上ハマることもあり得ます。
そのため、閉店間際に打ち始めると、AT当選直前でやめることになり、非常に大きな損失を被ることがあります。
閉店前にAT機を打ち始める時間は機種や期待値によって異なりますが、やめ時まで回すには少なくとも2〜3時間の余裕が必要です。
この状況を考えると、ジャグラーは朝一から設定狙いで回せることはもちろんですが、特に兼業の人にとっては、仕事終わりに店に行っても安心して打てる機種です。
最近では、AT機が夕方以降に打てないケースが増えているため、ジャグラーの需要が高まっています。
ジャグラーの店分析や設定狙いの勉強をしておくのは非常に有効です。
もちろん、最終的に設定狙いでジャグラーを打つ機会がない場合もありますが、特に兼業の人にとってはターゲットに入れておくべきだと思います。
台の収益性
では最後に台の収益性について簡単にお話しします。
最近のAT機は、何度もお話ししている通り、ブレが非常に大きくなっています。
具体的に言うと、現金投資が過去最大レベルに達しており、例えば3000枚飲まれた後に万枚出る、というような非常に荒い挙動をする機種が増えています。
これが店にとっては非常に都合が良いんです。
なぜかというと、現金投資が増えることで、交換率による売上が上昇しているからです。
AT機のほとんどが昔に比べてコイン単価が荒くなっており、店の売上も上がっているため、その売上を設定に還元できる余地が増えてきています。
以前は、ジャグラーに設定がほとんど入らなくなった時期が続いていました。
他の機種に比べるとジャグラーに設定が入ることは多いですが、それでも昔と比べると悪い状況が長く続いています。
ただ、今後はその状況が変わる可能性があると考えています。
現在ネックとなっているのは、新台のラッシュが続いている点です。
また、直近では新紙幣対応のためにパチンコ店の投資も増加しています。
そのため、すぐに設定に還元できる状況ではないとは思いますが、客数が減少している中、今後こうした状況が落ち着いてくれば、還元できる余地が増えるのではないかと思います。
これはあくまで未来の話にはなりますが、今後ジャグラーの重要性が高まることは間違いないと考えています。
まとめ
ジャグラーを打つ人はもちろんですが、打たない人にとってもジャグラーは今後重要な役割を果たすと思います。
ジャグラーに全く触れない人も、店の分析をする際にはジャグラーをチェックした方が有利になりますし、特に兼業の人は、閉店減算の影響を受けないAタイプを打つ機会が増えるのではないかと思います。
最近は、設定推測が難しい機種が増えてきているので、ジャグラーに設定が入っている場合は、そちらを狙うのも有効な戦略となってきています。
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